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スペースラボ株式会社様

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検証で故障しないサムスン製SSDに感銘し、社内すべてのPCを「860 EVO」に交換。自社製コントローラ・ファームの安心感から長期間の使用にも期待
スペースラボ株式会社 代表取締役 CEO 柴原 誉幸氏
スペースラボ株式会社 執行役員/ディレクター 橋本 侑和氏
株式会社Cybaba 島 剛史氏

CG建築パース制作を中心に業務活動を展開しているスペースラボ株式会社 代表取締役 CEO 柴原 誉幸氏(株式会社Cybaba 取締役)、執行役員/ディレクター 橋本 侑和氏と、スペースラボ株式会社のIT運用・保守を担う株式会社Cybabaの島 剛史氏に、スペースラボ株式会社のPCすべてのストレージをサムスンのSSD860 EVO」に交換した背景とその効果について詳しく伺いました。


-スペースラボ株式会社と株式会社Cybabaの関係性と主な業務についてお聞かせください。

スペースラボ株式会社はプレゼンテーションサポート企業として、CG建築パース制作を中心に活動し、今年(取材当時は2019年)で10周年を迎えました。「プレゼンテーションを成功させるお手伝いをすること」をミッションにVR、AR、動画などハイクオリティなCGを制作し、驚きと感動を与えてお客様の成約率を高めています。

スペースラボの情報システム部門が分社化した株式会社Cybabaは、スペースラボのIT運用・保守を一手に引き受けるとともに、パソコン修理からLAN敷設、PC廃棄までトータル的にITライフをサポートする法人保守サポートを展開。CG制作現場の声をフィードバックした構成と高いコストパフォーマンスのクリエイター向けPC「画竜点睛(がりょうてんせい)」の製造販売も手掛けています。

-サムスンのSSD「860 EVO」は、どのような目的で導入したのでしょうか。

スペースラボでは、すべてのPCのHDDを年1回かならず交換することを義務付けているのですが、今年はHDDではなくSSDに移行し、サムスンのSSD「860 EVO」を導入しました。具体的な交換台数は以下の通りです。

クリエイター用PC 860 EVO 1TB 34台
レンダリングなどに使う共用PC 860 EVO 500GB 48台

-かならず年1回交換する理由をお聞かせください。

一般的に考えれば、年1回の交換は早すぎると思うかもしれません。交換の理由は、スペースラボがシステムやHDDのトラブルによる業務の停滞を恐れているからです。深刻なトラブルに陥ってしまうと復旧に時間がかかり、納品にも影響が出てしまいます。
スペースラボでは数日ほどで納品という案件も少なくないため、こうしたトラブルによる遅延は極力避けたいのが正直なところ。そもそもPCのシステムは何年も使用していると動作が遅くなり、安定性にも不安が生じてきます。それなら、1年に1回新品のHDDに交換し、早い段階でトラブルの要因を排除することを優先しています。

-今回、HDDではなくSSDに移行した理由は。

クリエイターが作業するデータはローカルストレージではなく、共有のサーバー内に置いているので、PCやアプリケーション自体は、ほぼ起動したままで運用しており、クリエイターのPCをSSD化するメリットはあまり感じていませんでした。

とはいえ高速なSSDには魅力がありましたので、数年前からSSDへの移行は考えていました。ただ、高価なSSDを選択するほどのメリットがあるかどうかは疑問。低価格な240~250GBクラスのSSDを選択する手もありましたが、データをローカルに置かないとはいえ、従来のHDDの容量が2TBであることや、常に大容量データを扱うことを考えると500GB未満は選択外でした。

いつSSDに移行しようかと悩んでいたところ、2018~2019年にかけて、500GB~1TBのSSDが大きく値下がりし始めました。コスト的にもクリアできると判断したため、SSD導入に踏み切りました。

-SSDの導入にあたって、製品の検証は行ったのでしょうか。

もちろん行いました。Cybabaはお客様のパソコン保守サポートがコア事業ですから、リペア部材としてSSDを用意しておくのは当然。そして、安心して長期間利用できる製品をお客様に提供するためには、我々がしっかり検証しておかなければならないと思っています。そこで、スペースラボにある数台のPCを利用し、随時SSDの動作検証を行ってきました。

 

-サムスンのSSD「860 EVO」を選定した理由は。

安価な製品から高価な製品、さまざまなメーカーのSSDを2年ほどかけて検証しました。検証のなかで我々が求めたのはシステムの安定性です。SSDはHDDより速度が速くて当たり前ですから、高速性は重視しませんでした。

検証では、安価なSSDは読み込みにつまずく、急に不安定になるといった挙動が多々見受けられました。SSDの性能は価格通りのクオリティというのが正直な感想です。頻繁に故障するSSDもありました。そのなかでサムスンの「860 EVO」を選定したのは以下の理由からです。

故障しなかったSSD
「860 EVO」はまったくトラブルがありませんでした。検証用として使い続けているサムスン製SSDも、いまだに故障していません。

自社製コントローラ・ファームの安心感
自社でフラッシュメモリ・コントローラ・ファームを開発している数少ないメーカーのひとつがサムスン。フラッシュメモリとそれを制御するコントローラ・ファームの相性が抜群だというのは容易に想像できます。サムスン SSDを利用していくうえで、我々としても安心感があります。

サムスン Data Migrationが無償で使用できる
スペースラボではドライブ交換の際に再インストールが基本のため、データ移行ソフトData Migrationの利用頻度は高くありませんが、無償で使用できるのは大きな魅力です。HDDのシステム環境をそのまま移行する場合には、有効なツールだと思いました。

-「860 EVO」選定後の進捗状況をお聞かせください。

2019年5月からクリエイターの作業の合間を利用し、随時SSD化を行っていきました。スペースラボ全体のPCですから、名古屋や福岡の拠点のPCも交換対象です。基本的にはSSDに交換してからOSやアプリケーションを再インストールする方法で行いました。一部、直近でOSの入れ替えを行った10台ほどのPCのみ、Data Migrationで移行作業を実施しました。

-「860 EVO」導入の効果をお聞かせください。

あらゆる場面でスピードがアップし安定性が増しました。詳しくは以下の通りです。

キッティングが速い
HDDからSSDへ交換後、Windows、アプリケーションを再インストールするキッティングがとても速くなりました。キッティングにかかるトータル時間は、HDDと比較し1台あたり半分以下ですから、もしWindowsの再インストールが上手くいかなかった場合でも、気軽にやり直すことができます。

HDDの場合 Windowsのインストール:25~30分/1台
アプリケーションのインストール:2~3時間/1台
SSDの場合 Windowsのインストール:8~10分/1台
アプリケーションのインストール:45分~1時間/1台


フォルダ/ファイルのコピー・移動が速い
細かいデータがたくさん入っているフォルダの移動やコピーが速くなりました。特にUE(Unreal Engine)のプロジェクトファイルでスピードアップを感じます。
ファイル数3900個強(容量33.2GB、フォルダ数400個弱)のデータを開くのに、HDDでは13分かかっていたのがSSDでは6分に短縮。ファイルコピーも11分から5分30秒で完了しました。

起動スピードが速い
Windows、アプリケーションの起動が速くなりました。以前は重いデータを読み込みながら画像処理ソフトを起動したとき、フリーズしているように感じるほど遅かったこともありましたが、現在はそれがありません。体感的には倍以上速くなっているのではないでしょうか。

複数のアプリケーションを起動できる

スペースラボのPCはCGのアプリケーションを複数起動し、重いデータを扱うことが日常茶飯事。もちろん、クリエイターが利用するPCはハイエンドなスペックで構成していますが、それでも遅いときがあります。あまりに遅いときには、システムマーネージャーを起動して「応答なし」状態のアプリケーションを強制終了することも少なくありません。

しかし、「860 EVO」導入後は複数のアプリケーションを起動し、レンダリングを実行してもしっかり動作します。PCの待ち時間はストレスに直結しますから、「860 EVO」導入後のスピードアップした環境で行う作業は快適になったと言えます。

トラブルが減少
ストレージに起因するトラブルがほとんどなくなりました。HDDは転送速度にムラがあるせいか、コピー時にちょっとつっかかるような感じになるときがありましたが、「860 EVO」導入後はそれがありません。

-1年ごとに交換するとの話でしたが、翌年も新たなSSDに交換するのでしょうか。

大雑把に言えば、SSDは機械的な消耗に気を配る必要ありませんから、耐久性は大いに期待できます。つまり、HDDからSSDへの移行によって、従来行っていた定期交換は不要になるのではないかと思っています。毎年交換となると、それだけコストがかかりますから、換えなくて済むなら嬉しい限りです。

交換の有無は書き込み総容量に起因するSSDの寿命、TBW(Total Byte Written)の数値がひとつの目安になるでしょう。1年後のTBWの値を参考にしつつ、判断したいと考えています。

-サムスン製SSDの先輩ユーザーとして、SSDの導入を検討しているクリエイティブ企業に向けてアドバイスをお願いします。

これからのCGクリエイターにSSDは必須だと思います。SSDの大容量化が進み、そのなかでもサムスン製SSDの安定性は魅力。とくにヘビーに使用するCGクリエイターには、サムスン製のSSDをおすすめします。

-製品やITGマーケティングに対する今後の期待をお願いします。

大手の大規模なサーバーはオールフラッシュ化が進んでいるようですが、我々のような小規模なサーバーも気軽にオールフラッシュ化できるぐらい身近になると嬉しいです。とりあえず今後は、大容量SSDにシフトしていくと思いますが、大事なのはスピードや信頼性を高次元で保つクオリティ。サムスンのSSDには、ぜひそのクオリティも継続していただきたいですね。

そして、ITGマーケティングには変わらないサポートを期待しています。引き続き、よろしくお願いします。


お客様プロフィール

  • 社名 : スペースラボ株式会社

  • 設立 : 2009年5月

  • 所在地 : 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-10-7 新大宗ビル1号館6F

  • 従業員 : 56名(2019年4月現在)

  • 事業内容 : 建築パース制作、VR/ARコンテンツ制作、ウォークスルー動画、これらコンテンツを用いたWeb制作

  • URL : https://spc-lab.jp/ スペースラボ株式会社
         https://cybaba.co.jp/ 株式会社Cybaba


※記載されている会社名、製品名等は一般に各社の登録商標または商標です。
※事例に記載された社名・部署名等の情報は取材当時のものです。閲覧時点には変更されている可能性があることをご了承ください。
(2019年11月取材)